人材育成に関わる 仲間の考え

静岡同友会の会員でもあり静岡経営塾にも所属している、うみの塗装の海野貴さんがブログでこんな意見を述べて下さっています。皆様にもご一読頂けたら嬉しいです。

--- 以下 引用 ---

若手に勝たせる

11月27日   うみの塗装 海野貴

チームうみののメンバーの蕪木くん、希代くん、古橋くんは本当に良くやってくれていて、ほとんどのお客様から「おたくの若い子たちは本当に真面目で頑張るね」と言ってもらっています。
私は今、あまり彼らに作業中の態度や姿勢を注意をしたり指導をすることはないのですが、彼らは自らの判断で行動しお客様の評価を得ています。
私はそのことをとても嬉しく思っています。

私は経営塾に入ってから、お客様に喜んでもらいたい、いい評価をもらいたいという思いでやるようになり、お客様から認められることで自分の価値も感じられるようになりました。
ですから、うちで働く仲間にもそのようになってもらえば、きっと仕事を通して良い人生を作っていけるようになるのではないかと思いがあります。

私は5年前から採用を始めましたが、当時の私は、「上に立つ者として、下の者には負けられない」という気負いみたいなものがあったと思います。
ですから、作業一つをとっても若手の2倍、3倍の量をこなし、力を見せつけるようなことをしていたように思います。
そして皆辞めていきました。

しかし今のメンバーにはそのような思いは全くありません。
今のメンバーは本当に素直で一生懸命ですので、とにかく彼らが力を付け、人から評価をもらえるようになってもらいたいという思いしかありません。
私たちのような技能職は、頭で解っていてもできるものではありませんから、自分で経験し、体で身に付けなくてはなりません。
ですからやり方を教えたりアドバイスはしますが、実際の作業は彼らにやってもらい身に付けていってもらうようにしています。

現場では、難しいところや重要なところは私もやりますが、基本的にはチェックや気になったところを指導する程度にとどめ、私は出来るだけ現場から離れ、自分たちの考えや工夫をして現場を進めていってもらうようにしていますので、今のほとんどの現場は、彼らが仕上げた彼らの現場だといえると思います。
私はほとんど作業をしていませんから、お客様が「よくやってくれてありがとう」と言ってくれる評価は全て彼らのものだと思います。

現場が終わりお客様や近隣の方々へ挨拶に行くと、殆どの方が若手のことを褒めてくれるのですが「社長さんがしっかり指導しているんですね」「立派ですね」と私のことを評価してくれる方も少なくありません。
私は何もしていないので、頑張ってくれている若手に申し訳ない気持ちにもなりますが、周りからはそのように見えるのだなと思いました。
私が現場で頑張るよりも、若手が現場で頑張り評価されることで、若手の評価はもちろんのこと、私の評価まで上がり、そしてそれは個人の評価ではなく、うみの塗装全体の評価につながるのだと思いました。

以前の私は職人気質が抜け切れず、人より仕事ができること、人に勝つことに価値を置いていたと思います。
しかしそうではなく、人を生かし、人を伸ばし、人が勝てるように導くことが本当の勝利につながっていくのだと思いました。
そして今の若手たちが、そのように導くリーダーになっていくことで会社も発展していくのだと思いました。

出典 沼津経営塾のブログ 

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有限会社イーコン 笹沼幸雄
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